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紀元前3000年、古代ローマの時代にサポーの丘でいけにえの羊を焼いて、神に供える習慣がありました。
このとき、羊からしたたり落ちた脂と木灰(アルカリ分)が混じって自然の石けんができました。
それから5000年、いまや石けんは工業的に生産されるようになり、私たちの清潔な暮らしに欠かすことのできないものとなっています。

 

石けんの歴史

石けんは油脂とアルカリを混ぜ、加熱して作られます。
アルカリに苛性ソーダを用いると固形や粉状の石けんを作ることができ、
アルカリに苛性カリを用いると、
液状の石けんを作ることができます。

油脂+苛性ソーダ=固形か粉状の石けん
油脂+苛性カリ=液状の石けん

 

 このように、石けんはごく単純な反応でできるので、
合成の界面活性剤と違い、家庭でも簡単に作ることが
できます。
一方合成界面活性剤は高温、高圧をかけた化学反応に
よって作られます。
このため家庭から出た排水中の合成界面活性剤は、
自然環境の中では簡単に分解されません。
石けんは油とアルカリが混ざるだけでできあがるので、
自然界でも簡単に分解されます。
 だから自然を汚さないのです。
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